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再刊 リベラルマインド 

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■著者:西部 邁(にしべ すすむ)
■監修:中島 岳志(なかじま たけし)
■ページ数:256ページ
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ますます浅薄な政治・経済状況に、今こそ鋭く切り込む名著復活。
私の心中にはいつもホセ・オルテガの「真の自由主義が歴史主義であることを発見したのはイギリス人である」の一言が深く刻み込まれている。「歴史の流れ」をどう受け止めるか、その流れによって運ばれてきた「慣習の体系」のうちどれを受け入れどれを排除するか、慣習の奥底に内蔵されているはずの「危機における平衡感覚」としての「伝統の精神」を今此処の状況においていかに活かすか、それが自由論の骨子だとオルテガはいっているのである。……保守思想と自由思想は表裏一体でなければならない。そのことを軽んじたのが「歴史なき国」アメリカであり、そのアメリカに屈従した戦後日本である。(「再刊への序」より)
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- A&F出版
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- 9784909355249
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著者紹介
西部 邁(にしべ すすむ)
1939年、北海道に生まれる。
東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。
著書や雑誌で旺盛な執筆活動を展開した保守派の評論家。
元東京大学教養学部教授。東京大学を辞職後は秀明大学教授・学頭を歴任。
テレビ番組「朝まで生テレビ! 」などに出演。
2017年10月まで雑誌「表現者」顧問。
著書に
『経済倫理学序説』(中央公論社・1983年度吉野作造賞受賞)
『生まじめな戯れ 価値相対主義との闘い』(筑摩書房・1984年度サントリー学芸賞受賞)
『思想の英雄たち 保守の源流をたずねて』(文藝春秋)
『虚無の構造』『妻と僕 寓話と化す我らの死』(ともに飛鳥新社)
『サンチョ・キホーテの旅』(新潮社・2009年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞)
『どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由』(幻戯書房)
『ファシスタたらんとした者』(中央公論新社)
『保守の真髄 老酔狂で語る文明の紊乱』(講談社現代新書)
『保守の遺言 JAP.COM衰滅の状況』(平凡社新書)など多数。
2018年1月21日に自裁を遂げる。

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