出版社からのコメント
アメリカ書評
優雅な筆致で描かれた魅惑的な冒険物語。知性溢れる自伝。サーファーだけではなく、万人に向けてサーフィンのカルチャーと秘密を解き明す・・・・・ワシントンポスト
波乗りのメカニズムと興奮、文化、危険を克明に描いた傑作。映画のように鮮やかなイメージが立ち上がる、現代の『エンドレス・サマー』・・・・・ロサンゼルス・マガジン
あますところなく描写された、サーファーの世界と心理。息を呑むような瞬間の連続。サーフィンのすべてが、これほど細かく観察されたことはない・・・・・ニューヨークタイムズ・ブックレビュー
サーフィン本の最高傑作であると同時に、自由と純粋さを求めて広い世界を彷徨う若者の心理が鮮やかに描き出されている・・・・・ニューヨークタイムズ
ヘミングウェイが闘牛を描くように、サーフィンの世界が描かれる。サーフィンを通じて若者が大人の男になっていく物語・・・・・スポーツ・イラストレイテッド
著者について
ウィリアム・フィネガン
作家・ジャーナリスト。1952年生。ロサンゼルスとハワイで過ごした少年時代からサーフィンに情熱を注ぎ、青春時代は波を求めて世界各地を放浪。ニューヨーカー誌スタッフライターとして人種差別や政治、紛争、貧困などをテーマに旺盛な執筆活動に取り組む傍ら、現在も波に乗りつづけている。自らのサーフィン人生を回想した本書『Barbarian Days: A Surfing Life』で2016年のピューリッツァー賞「伝記・自叙伝部門」を受賞。本書以外に4冊の著作がある。ニューヨーク在住。